ノルディックウォーキングとは?

北欧生まれの人気スポーツ

ノルディックウォーキングは、クロスカントリーの選手たちが夏季のトレーニングとしておこなっていた「スキーウォーク」が原点です。後にフィンランドでポールを使ったウォーキングとして改良され、だれもが簡単に行えるエクササイズとしてたちまちヨーロッパで大人気となりました。季節を問わず、また個人の体力に合わせて行えるため、幅広い層のファンに支持されています。また林や森の中、公園など緑の中を歩くことで、日々のストレスをリフレッシュできるのも人気の理由といえそうです。

初めての方でも、簡単にマスターできます

通常の歩幅より少し大きめのステップで歩くのがコツ。腕を胸のあたりまで高く振り、手に持ったポールでかかと付近の地面を突き、そのままポールを後方へ押しやります。あとは目線をまっすぐ前方へ、ピンと背筋を伸ばすだけ。こうして読むと難しそうですが、高く腕を振って歩くうちに、自然ときれいなウォーキングができています。あまり難しく考えず、リズムにのって颯爽と、ウォーキングを楽しんでください。

5~10分でエクササイズ効果を実感!

普通のウォーキングは下半身のみのエクササイズですが、ノルディックウォーキングは腕や上半身を含む全身のエクササイズです。その効果は通常のウォーキングに比べ、40~50%もアップ。効果的な有酸素運動で脂肪を燃焼してくれます。しかもたった5~10分で、エクササイズ効果を実感していただけます。

リハビリや体力づくり、生活習慣病の予防にも

ポールを使って正しい姿勢で歩くので、通常のウォーキングより膝の関節や脊髄・腰にかかる負担が約8kg軽減されます。膝など下半身の手術をされた後のリハビリや、筋力が落ちてきた方のトレーニングにぴったりです。また適度な運動により、心肺機能の強化や、動脈硬化・高血圧といった生活習慣病の予防にもつながります。
◆足首・ヒップ・膝・関節への負担が少ないので、下半身の手術後のリハビリに。
◆下半身への負担が軽いため、無理なく長距離を歩けるようになります。
◆バランス感覚が落ちている方(年配の方など)はポールでバランスがとれるので、転びにくく安心です。
◆全身運動なので、通常のウォーキングよりもカロリー消費量は約20%もアップ。